下高野街道が中高野街道に、そして西高野街道に、最後は東高野街道と合わさり高野街道となり進んでいきます。今回は、その流れを追いかけて進んでみたいと思いました。そのメインは、大阪狭山市から河内長野市にかけてのあたりです。晴れ間のあるうちにと6月13日のポタリング記録です。
というわけでスタートは、南海高野線の狭山駅。すぐ前を下高野街道が通っています。理容店の前のY字路を左へ進みます。狭山池に突き当たります。階段を担いで土手に上がります。かつては、この土手は道路として使われていました。今は、公園内の道です。
東へ向いて土手を進み階段を下ると下高野街道のプレートがあります。
「さやまはし」このあたりが中高野街道との合流点です。プレートも変わっています。
大阪狭山市が設置している説明版がところどころにあります。中の写真は、大阪狭山市駅前の踏切を東へ渡った後、線路沿いに南下し、次の踏切をもう一度わたるところの様子です。線路を斜めに横切るので小径車は注意が必要です。
金剛駅前(西口あたり)を過ぎ、風輪寺を右手にその先を左へ進みます。新しい道が作られているのですが、中高野街道は富田林市の看板の方へ左折していきます。
村の中のお寺の前を抜けていくと、道は左へカーブし鉄道沿いへと進みますが、カーブの始まるところの工事場所をよく見ますと、中の写真の草の下に鋪装の後が見て取れます。迂回して下から眺めた写真が右側です。中高野街道は、突き当りの今は壁のようになった壁面の所を急な坂で上って(下って)いたのです。過去に一度挑戦したことがあるのですが、自転車で登りきることはできませんでした。押すのもけっこうきつかったように記憶しています。
新しい道に吸収されたりと元の街道の雰囲気はだんだんなくなってきています。進んでいきますと、国道310号線を、かぜ薬の「改源」の工場の所で横断し、進んでいきます。
程なく西高野街道との合流点です。止まれのあたりまでが中高野街道とのことです。この辻は、地蔵堂と石灯籠があり特別な場所になっているようです。
千代田の商業地域をぬけ南下していきます。病院の手前の信号で、国道をわたり左側から病院の裏の道を進みます。突き当りで急な坂を下って、商店街へ進んでいきます。
東高野街道との合流点に到着。ここからら高野街道へと進みます。酒蔵を眺めながら進みます。
「別久坂」の看板が、「ビック坂」とも言われているそうです。烏帽子形城址の前を通り三日市宿へ進みます。
歩道橋で国道371号線を渡り、三日市宿へ、そして三日市駅で折り返しました。
距離は11.1㎞ 累積上昇123m 写真を撮りながらでしたので1時間40分以上かかってしまいました。帰りは、狭山駅まで40分程度でした。往復22㎞程でした。