晴れ、ときどき自転車で・・・旅気分

主に、輪行で訪れたポタリング・サイクリングの記録です。

海がきれい! 青空に映えるブリッジ「ゆめしま海道」(その2)

 岩城港から上弓削港まで三つの橋を走り?抜けた記録(「ゆめしま海道」その2)です。

 

 佐島港から見る生名橋、青空がきれいです。予定通りの船に乗船、この芸予汽船も速い、数分で岩城港へ到着です。船からは、岩城橋がきれいに見えていました。

 合併の記念のモニュメントがありました。時刻は10時45分ぐらい、弓削島をめざして出発です。岩城島の街の中を進んでいきました。

 やがて、海岸から離れ、上っていくと生名島への分岐に出ます。すぐに岩城橋が姿を現します。このあたりで11時過ぎぐらいです。上島町のHPだったと思うのですが、29日の11時40分頃橋の下を6万トンを超える船の通過があるとのことで、見ようか迷いましたが先に進むことにしました。

 橋の中央あたりです。けっこうな高さで足もすくみます。下を見ると海も深そうです。大きな船が通過できるのも納得です。

 南を見ると海の輝きの向こうに四国の山並みが望めました。オレンジ色の町営バスが運行されています。岩城橋を渡り終え、本日二度目の生名橋に向かいます。

 二時間半後の影です。橋を渡っていきます。青空に主塔がそびえたっています。

 風が少し強くなってきました。白波からも感じていただけるかと思います。幸い、岩城橋は真後ろから、生名橋は右斜め後方からの風でしたので助かりました。そういえば黄砂がやってくると天気予報では言っていました。今度は左折しないで弓削島へ進みます。

 弓削大橋が視界に入ってきました。橋の手前、ここにも「ゆめしま海道」の碑がありました。

 石灰山でしょうか。弓削の集落も見えてきました。橋の途中に休憩できるところも作られています。弓削大橋も青空に突き抜けていました。

 弓削の集落の中を抜けて、港の手前に出ました。進んでいくと渡ってきた弓削大橋が見渡せます。

 さらに先へ、12時15分頃、上弓削港に到着。昼食にお好み焼き(広島風の島おこ)を西野さんでいただき、13時10分、フェリーで家老渡港(因島)へ渡りました。

 船からは輝く水面の向こうに、お世話になった橋が見えました。下船後、土生港まで走り14時前に到着、自転車をたたんで再び14時45分の高速船で三原へ戻りました。

 岩城港から上弓削港までは12.5㎞、累積上昇は149mでした。店を出るとき西野のおじさんが、黄砂で生口島が見えなくなってきているとおっしゃっていました。サイクリングしていたのは、雨上がりの午前中だったこともあり、本当にきれいな景色を楽しめました。

 最後は「その1」「その2」のコース(ブルーライン)です。立石港スタートです。

 

 

海がきれい! Uターンブルーライン「ゆめしま海道」(その1)

 上島町を知ったのは偶然、「しまなみ」の大三島あたりへ、と、調べていた時でした。こんなにサイクリストを大切な観光資源に考えている町があるのかというのが感想です。

 

 三つの橋を渡っても距離は短く、「しまなみ」ほど橋の上りも大きくなさそう、だれが考えたのかUターンのライン、一度は見てみたい、てなわけで「ゆめしま海道」に決定。プランは、船をしっかり活用、海からも陸からも島を感じようと計画実施した3月29日の記録です。

 

 前泊したのは三原駅前、タコ料理もいただいて大満足。

 翌朝、生名島からスタート、そして、Uターンして佐島港までが「その1」です。「その2」は、岩城港へ渡り、三つの橋を楽しんで上弓削港へ、そして因島の土生港から三原へ戻るというプランです。

 まずは、佐島港までの記録です。

 乗船したのは、土生商船の高速船7時41分発、8時21分ごろには生名島の立石港に到着。この船本当に速い、船に乗り慣れていない私は、ここは海の高速道路かと思うほどでした。立石港にはサイクルオアシスも兼ねるきれいな施設が、トイレもとてもきれいでした。自転車を組み立て、さあ、出発です。時刻は8時40分頃でした。

 向こうに見える生名橋をめざします。対岸の因島のドックには見慣れた模様の船が、「単純な」と笑ってしまいそうですが、急に造船業に親しみがわいてきました。知っている物やことと結びつくことって大切だなと勝手に理由付けをしていました。朝の日光が海にきれいでした。

 定番の所でパチリ、影の向きに注目(もう一度登場します)、時刻は8時50分頃です。生名橋を渡り先で左へ回り込みます。

 岩城島の積善山が対岸に、まだ桜は早いようです。後ろには生名橋がきれいに見えます。島の南をめざして進んでいきます。前方の山へ道は入り込んでいました。

 いくつかのアップダウンを頑張ったご褒美、左の峠の先にきらきらと光る海が、ここは佐島の南側です。そしてUターンブルーラインに程なく到着。9時10分頃です。

 すぐ先は東側が岩の崖、西側がきれいな砂浜でした。少し、ゆっくりと朝の光と海と空気を楽しんで、9時30分頃佐島港へUターンしました。

 同じ道を戻るので、坂が逆とはいえ少し余裕が生まれるのか、往路では気づかなかった光景も楽しめました。ここでもレモンが栽培されていました。10時ちょうど、佐島港に到着。走行距離は12㎞程 累積上昇は193mが私のサイクルコンピュータの記録でした。でも坂は、もっとたくさん上ったような感覚を持ちます。私には急でした。

 10時30分の船で岩城港に渡ります。芸予汽船の船です。残念なことですが、4月1日からはこの10時30分の船はなくなってしまうようです。これも橋の影響でもあるのでしょうか。今治・土生間が7往復でしたが、新しい時刻・運賃表では、4往復程度に改編されています。

 

片上鉄道跡を訪ねて(片鉄ロマン街道)その3

 柵原ふれあい鉱山公園を後にして和気まで帰ります。ルートは後半の塩田あたりからは自転車道を戻ることになります。それまでは、本来の鉄道跡を探りながら進んでいくことにします。

 

 柵原ふれあい鉱山公園を12時半頃スタートしました。しばらくは吉井川左岸沿いに県道を進み、坂を上ったあたり、飯岡下の西側からお墓の方へ(村の中へ向かって)進みます。

 すると、鉄道跡の橋台に出会います。その向かいは墓地ですがその端の道のようになっているところから続いているように見えます。

 たどっていくと、それらしき跡が鷲山の南側裾野を進んでいます。人家の裏側に入り込んでいるので、きっちりとは追跡しませんでした。真ん中の写真の山裾から「木が特徴的な駅跡」にやってきているようです。この駅は、調べますと飯岡駅跡とのことです。二つのプラットフォーム、しかも一方はけっこう長い、村からはそれなりに離れている、どんな役割を果たしていたのでしょうか。

 鉄道は、吉井川の堤防に上り写真の橋を渡っていきます。近道とされていた橋です。

 川を渡った鉄道は、けっこうまっすぐ進んでいます。途中、真ん中の写真のようなものを見つけました。鉄道関連のものかどうかはわかりませんが、苦木駅のものと似ていたのでシャッターを切りました。

 福田あたりで、ゆるく大きくカーブをきり、吉井川を渡っていきます。右の写真は福田の対岸の堤防です。ちょうど少し盛り上がったあたりを横切って続いているようです。その後は、下の写真です。

 ど真ん中に電柱が建てられていますが、橋台や盛り土の跡がしっかりと残っています。近づこうとしましたが、バリケードがおかれていたので引き返しました。鉄道跡らしき続きは、国道からも見えましたので、ズームで撮影しました。

 けっこうわかりやすく残っています。ここが自転車道にならなかったのは、様々な事情があるのだろうかと・・・推測します。

 左の写真の軽トラの所を通って、塩田のコミュニケーションセンターにたどり着きます。ここからは、来た道です。ここで、鉄道跡探しは終了。朝、見逃していた陸閘門(ここでは下流からの浸水を防ぐ目的だとのこと)とそこにあったレールの跡を撮影して和気駅をめざします。

 益原あたりで、突然、鳥が飛来してきました。あわててカメラを取り出して、バタバタとしているうちに飛び立っていきました。和気まであと少し、私も出発です。和気駅にほどなく到着し、自転車をたたみました。

 帰りの、5キロごとの平均速度は、5.7 10.2 15.0 17.2 13.7(㎞/h) 約2時間と少し程度でした。和気駅には14時半頃到着でした。

 行き(その2)と帰り(その3)を合わせた走行距離は57.5㎞ 累積上昇239mでした。

 

 
 

 

 

片上鉄道跡を訪ねて(片鉄ロマン街道)その2

 第2日目は、和気駅をスタートし黄福柵原駅で折り返し、和気駅から輪行で帰途につく予定です。この「その2」は、折り返し点になる黄福柵原駅までの記録です。

 

 和気駅の南側をゆるくカーブしながら平行に自転車道はスタートしていきます。すぐに登りになり山陽本線を高架で超え、そのまま金剛川(この高架のすぐ先で吉井川に合流)の鉄橋へと突入していきます。

 鉄橋を渡り終えたすぐ右側に橋台の跡が残っていました。ここから本和気駅跡に向かってゆるく下っていきます。この自転車道には、ところどころに駅名の表示がありますが、所在した場所であったり近くに移設していたりするそうです。細かいことは気にせず楽しんでいきたいと思います。

 益原駅跡を通過、貨物車が残されていました。 

 進んでいきますと新田原井堰が現れてきました。堰の上流は湖のように水がたたえられていました。と、特徴的な辻が、そこには石仏が祭られていました。安全をお願いして先へ進みます。

 天瀬駅跡、備前矢田駅跡で証拠写真撮影、気持ちいい路面をペダリングしていきます。

 苦木駅跡までやってきました。

 「片」という字でしょうか、駅のプラットフォームの所に写真のようなものが二か所ありました。向かい側のフォームにある駅舎も手入れされて残されています。行政や組織だけでなく、きっとご近所や様々なボランティアの方のお力もあるんだろうなと感じられます。

 苦木を出発し、塩田のコミュニケーションセンター、備作大橋を通り備前福田駅跡に、もとの駅とはかなり離れ、自転車道用に移設されているようです。トイレや休憩所もしっかりと整備されています。実は、塩田からは鉄道跡を離れて自転車道は進んでいるのです。

 気持ちよく吉井川右岸の堤防を行きます。吉井城も見えてきました。ここは、吉井川と吉野川の合流点です。吉井川を対岸に渡り、吉野川左岸へ、さらに吉野川を右岸に渡りV字に吉井川左岸を上流に進み、吉ヶ原へ向かいます。遠回りな経路になっています。

 合流点の様子です。中ほどの写真に見える橋は、帰りに予定している鉄道跡(近道)です。木が斜めに傾いていることから、増水した時の水の勢いも感じられます。

 やがて、レールが視界に、吉ヶ原駅跡です。ここは、柵原ふれあい鉱山公園、鉄道と鉱山の資料、川と人とのかかわりなど保存と観光を両立させようと努力されていることが伝わってきます。

 駅構内は当時をしのばせます。吉ヶ原駅から黄福柵原駅(観光用に新設されている)まで進み折り返すことにしました。

 JR和気駅あたりを午前8時過ぎに出発し、柵原ふれあい鉱山公園には午前11時半ごろに到着しました。途中ロードやクロスバイクにけっこう追い抜かれました。

 ちなみに、5キロごとの平均速度は、6.7 7.2 12.3 8.4 15.4(㎞/h)写真のない区間は速い!?? 

片上鉄道跡を訪ねて(片鉄ロマン街道)その1

 三月、青春18きっぷのシーズン、どこか1泊ぐらいで安全にそこそこ走れ、あんまり激坂のないところを探していました。すると、鉄道跡が自転車道。ここにしようというわけで、天気予報をにらみながら、和気町に宿を予約 初日の3月15日の記録です。

 

 JR山陽本線から東岡山経由で赤穂線西片上」に到着しました。時刻は15時前、私の場合もっさりと自転車を組み立て、出発します。トンネルの向こうは、乗ってきた列車です。スタートは、当然、片鉄の始発駅のあった片上駅跡へ。

 何桜でしょうか。満開でした。特別に鉄道が好きというわけではないのですが、ここに来れば、「片上鉄道は外せない」というわけで片上駅のあったあたりをめざします。

 説明には、「このキロ程標は、かつての片上駅構内にあり33.8㎞の営業路線の起点として鉄道経営全般の礎となるものでした。 (略) 移設し将来にわたり顕彰するものです。」とありました。場所は、きっちりとした駅の跡ではありませんが、そこは妥協。

 さて、和気をめざして出発です。

 すぐの「しょうわばし」から河口の方を見ますと、橋台の跡が見えます。

 そして数十メートル先、左の写真のフェンスの向こうから中の写真の停止線の左前方の空き地を通って右の写真につながります。

 片上鉄道跡のモニュメントも設置されています。そして、少し上ると新幹線の高架下これもよく紹介されている「起点」の看板があります。地理院地図を見ていますと、ここからが県道のようです。

 たらぁっと上っていきますと峠清水のトンネル。中はきれいに整備されていて怖くはありませんでした。水滴がポタっと落ちてきそうな真っ暗なトンネルを予想していたのですが・・・さすがは県道というべきでしょうか。トンネルを抜けてけっこう下って「しみず」の駅跡に到着です。

 レールは続いています。

 中山駅跡を通過し、和気町に入っていきます。和気駅が見えてくると空が広くなります。古代から開けていた地域なのでしょうね。

 今日はここまで、時刻は16時前、少し町の様子を見てから16時にチェックインしました。             所要時間約50分 距離約10km 累積上昇77m

児島湾の干拓地へ途中下車・ポタリング

 片鉄ロマン街道を目的に西片上駅へ向かう途中、チェックイン16時への時間調整として一本後の列車にするため大多羅(おおだら)駅で途中下車。小学校の頃、社会科で学習した児島湾の干拓地を見てみようと・・・、3月15日の記録です。

 

 下車駅は大多羅、山裾に駅があります。片上方向に向かって左手が山、右手に平坦な低地が広がっています。山裾に近いこの辺りは、明治以前の干拓地です。少し周辺を走ってみました。

 農地や宅地と水路の水面の近さが干拓された低地を物語っています。特に予習もなくぶらっと30分程度のポタリングです。

 真ん中の写真に見える山並みは、最上段右端の写真に写っている遠くの山並みのアップです。地図では、半島という感じを受けていなかったのですが、現地で眺めると、なるほど半島だと実感します。児島湾の南側を囲む児島半島の山並みです。

CHROME VERSATILE BACKPACK

 2月下旬、正月明けに依頼していたCHROMEバックパックが届いたとショップよりお知らせをいただき、さっそく購入しました。ブロンプトンに取り付けて・・・・・

と、ここまでは喜んでいたのですが、少し気になることが・・・。下の写真をご覧ください。

 わかりにくいかもしれませんが、左は前輪が直進方向を向いているところ、右はハンドルを大きく左に切っているところです。ハンドルの角度によって、折りたたむときのストッパーがカバンの背面に擦れてしまいます。(私の場合だけでしょうか?)

 そこで、多少擦れてもバックの背面が守られるように簡単な対応を試みました。下の写真です。

 ツルツルのガムテープだけでもいいのですが、のりが強そうなので、養生テープに重ねています。

 この状態で、30㎞程いつものコースを走ってみました。突起はカバンにときどき当たるのですが、生地に擦れるのとは違ってあまり気になりませんでした。

 キャリアフレームの角度は、悪くありませんでした。

 バックは、自分なりの扱い方が固まってくるとかなり使い勝手がよくなりそうに感じます。よく、ショルダーベルトの扱い方が話題になったりしていますが、サイクリング中に、本体やポケットから出し入れをする頻度に応じてその処理を考えればいいような気がします。けっこういろいろなかたちにショルダーベルトを処理できそうです。自分は、どのあたりに落ち着くか・・・。これからです。