晴れ、ときどき自転車で・・・旅気分

主に、輪行で訪れたポタリング・サイクリングの記録です。

片上鉄道跡を訪ねて(片鉄ロマン街道)その1

 三月、青春18きっぷのシーズン、どこか1泊ぐらいで安全にそこそこ走れ、あんまり激坂のないところを探していました。すると、鉄道跡が自転車道。ここにしようというわけで、天気予報をにらみながら、和気町に宿を予約 初日の3月15日の記録です。

 

 JR山陽本線から東岡山経由で赤穂線西片上」に到着しました。時刻は15時前、私の場合もっさりと自転車を組み立て、出発します。トンネルの向こうは、乗ってきた列車です。スタートは、当然、片鉄の始発駅のあった片上駅跡へ。

 何桜でしょうか。満開でした。特別に鉄道が好きというわけではないのですが、ここに来れば、「片上鉄道は外せない」というわけで片上駅のあったあたりをめざします。

 説明には、「このキロ程標は、かつての片上駅構内にあり33.8㎞の営業路線の起点として鉄道経営全般の礎となるものでした。 (略) 移設し将来にわたり顕彰するものです。」とありました。場所は、きっちりとした駅の跡ではありませんが、そこは妥協。

 さて、和気をめざして出発です。

 すぐの「しょうわばし」から河口の方を見ますと、橋台の跡が見えます。

 そして数十メートル先、左の写真のフェンスの向こうから中の写真の停止線の左前方の空き地を通って右の写真につながります。

 片上鉄道跡のモニュメントも設置されています。そして、少し上ると新幹線の高架下これもよく紹介されている「起点」の看板があります。地理院地図を見ていますと、ここからが県道のようです。

 たらぁっと上っていきますと峠清水のトンネル。中はきれいに整備されていて怖くはありませんでした。水滴がポタっと落ちてきそうな真っ暗なトンネルを予想していたのですが・・・さすがは県道というべきでしょうか。トンネルを抜けてけっこう下って「しみず」の駅跡に到着です。

 レールは続いています。

 中山駅跡を通過し、和気町に入っていきます。和気駅が見えてくると空が広くなります。古代から開けていた地域なのでしょうね。

 今日はここまで、時刻は16時前、少し町の様子を見てから16時にチェックインしました。             所要時間約50分 距離約10km 累積上昇77m